石材の選び方
お墓に使用される石材は、見た目だけでなく、耐久性・吸水率・硬度・産地などにより特徴が大きく異なります。
国産石材は品質の安定性に優れ、長い年月にも耐えやすい傾向があります。
一方で外国産石材は色・柄のバリエーションが豊富で、デザインの選択肢が広がる点が魅力です。
当社ではサンプルをご覧いただきながら、石材の特性や経年変化、価格帯などを比較し、
お客様のお好みや墓地環境、予算に合わせて最適な石材をご提案します。
「どれを選べばよいかわからない」という方にも、丁寧にわかりやすくご説明いたします。
国内産石材

庵治石(あじいし)
特徴
瀬戸内海沿岸は良質な石材の産出地として知られていますが、特に庵治石は全国的にも人気を誇る最高級石材の産地です。
ひとことに「庵治石」と言っても、庵治の山は高松市庵治町と牟礼町にの山は、高松市庵治町と牟礼町にまたいでおり、採り口によってその目合いは大きく異なります。
庵治石は最上位とされる「細目石」と少し目の粗い「中目石」とに分かれます。たいへん硬い石として知られ、硬度7は水晶に匹敵するほどです。
さらに、複雑に入り組んだ地層ゆえ、製品にできる部位はわずか3%だと言われています。このように、硬度や希少性などから、加工にも高度な技術が求められます。
産地
香川県

本小松石(こまついし)
特徴
庵治細目石が「西の横綱」なら、本小松石は「東の横綱」です。
淡い緑色の色はどこにも見られない、珍しくもあり厳かな色です。本小松石は約40万年前の箱根火山のマグマです。
大きな原石が採れないために、希少性も高いのです。関東地方では特に高級石材と知られ、源頼朝のお墓が本小松石を使用していたことは大きな誇りとなっています。超特級品は「大トロ」と呼ばれています。
産地
神奈川県

浮金石(うきがねいし)
特徴
日本を代表する黒御影石です。西日本における石材の有数の産出地は瀬戸内沿岸ですが、東日本においては福島県でしょう。
福島県では滝根みかげや紀山石などの青御影石も採れる中、日本ではとても珍しい黒色の石が浮金石なのです。
ただ黒いだけではなく、浮金石はその名の通り、黒い石肌の中から金銭や白の斑がちりばめられたyほうね、独特で高級感ある肌合いをしています、
関東地方や首都圏で「黒いお墓が多い」と言われるのは、この浮金石に代表されるとも言われています。
産地
福島県

大島石(おおしまいし)
特徴
庵治石が横綱なら、大島石は西日本の大関です。大島石は古くから関西や西日本の人たちに愛されてきた石材です。
庵治石の評価が戦後急に高まったのと比べ、大島石は古くからこの地方の人々に墓石として用いられてきました。
均等に青みがかった目合いは素朴にして上品。「青御影石(あおみかげいし)」の代表的な石材で、関東地方でも広く人気があります。
産地
愛媛県

万成石(まんなりいし)
特徴
万成石は独特な桜色の目合いの石材です。あの石原裕次郎のお墓も万成石で建てられたことから有名です。
比較的数の少ない桜御影石も、国内の産地では瀬戸内海に集中しています。神戸の本御影石、岡山の北木石に大島石など、その中でも万成石は濃淡のはっきりとした色合いが特徴的で、年月を経るごとに色は濃く落ち着き味わい深くなります。
産地
岡山県

天山石
特徴
硬さと吸水率の低さでは国内随一です。職人も文字彫刻で苦労すると言うほどです。
産地
佐賀県
外国産石材

新八光(G623)
特徴
中国福建省の石材で、日本中どこでもみられる代表的な海外産出の石材です。
目の粗さから、墓石にはあまり使用されませんが、抜群の供給量、そして長尺のものが採れることから外柵材として日本中のお墓で使用されています。
墓石以外にも建築材としても利用されています。
産地
中国福建省

白御影 G688
特徴
白黒のバランスが、色彩としてとてつもなく美しい、中国白御影石の代表的な石材です。
産地
中国

白御影 G614
特徴
輸入墓石として、最もポピュラーで安価な石材の一つ。吸水率が高く、水抜けが悪いのが欠点です。
産地
中国

K-12
特徴
中国黒竜江省産出の青御影石で、濃い石肌が人気です。ここ10年で最も使用されている海外産の石材です。
石の固さ、吸水率の低さなどの性質面、濃いめの色を好む昨今のトレンドに合致している、中国産の石材の中では高価な部類に入りますが、国産と比較すると安価に手に入るなどの理由から、
近年の人気ナンバーワンの石材と言っても過言ではないでしょう。佐賀県産出の天山石に似た目合いです。
産地
中国黒竜江省

北大青
特徴
中国山西省産出の石材です。浮金石によく似ています。
産地
中国山西省

614
特徴
614をはじめとする福建省産の石材も安値です。
供給量、そして港から近いために輸送コストが軽減できるからです。その他、603、623、633、654、663などの6からはじまる石材はすべて福建省産です。
産地
中国福建省

青御影(緑)M1-H
特徴
インドのグリーン系墓石の中では、もっとも有名で、高級墓石材として人気があります。艶もちがよく、文字を彫っても映えます。
産地
インド

クンナム
特徴
海外産出の黒御影石の代表のような石材です。
黒御影といえばインドですが、クンナムはその中でも世界で最も硬い黒御影石と呼ばれています。
その他にも、「M-1-H」や「MU」や「インド牡丹」などの黒御影もありますが、やはり筆頭はクンナムです。
つやのある光沢、変色しない品質など、国産墓石に匹敵するほどの値段はしますが、それだけの価値を有した石材です。
耐久性が極めて高く、「数十年たっても全く劣化がみられない」と絶賛されています。
インドを代表する高級ブランド石で、インドのデカン高原から採掘されます。「永遠の黒」と称される、インド産黒御影石の代表的な黒御影石です。
世界で最も硬い黒御影石と言われ、品質も安定しています。変質・変色しない品目御影石。黒い部分は精細に見えますが、火成岩・花崗岩・黒系小の品があります。
石目としては黒雲母、角閃石・磁鉄鉱、グレー部分はカリ長石です。石目には独特な品目御影石、黒地の中から金や銀の雲母が入っており、艶もちが良いと言われています(変色もほとんどしません)。
産地
インド(デカン高原)

アーバングレー
特徴
アーバングレーは独特な目合いをもつ石材です。
少し荒い、緑がかった表面は好き嫌いが別れるかもしれませんが、比較的安価であるにも関わらず、その強靭性(硬度、低吸水率)は抜群で、ここ20年で日本中のお墓に多く利用されています。
和風のお墓、洋風のお墓、どちらにも適しているでしょう。さまざまなお墓を建てた後の経年劣化を見ると、サビや色あせなどが出てくるのですが、アーバングレーはとても安定していました。
吸水率の低さも他の石材と比べて群を抜いています。
産地
インド

スウェーデンマホガニー
特徴
スウェーデンマホガニーは、赤系の代表的な石材です。
赤系の石は、中国マホガニーやG663のような桃色、さらにはインドにもマホガニーがありますが、スウェーデンがもっとも定評があります。
他の赤系と違うのは、落ち着いた色合いであること、赤と茶の中間のような色が生み出す上品さが多くの方に指示されていると言えるでしょう。
産地
スウェーデン
石材選びのポイント
石材選びでは、色や柄だけでなく、吸水率や硬度も重要です。
吸水率が低い石材は、水分による劣化や汚れが少なく、長く美しさを保ちます。
当社では、それぞれの石材の特性を詳しくご説明し、お客様の墓地環境やご予算に最適な石材をご提案いたします。
実際の石材サンプルもご覧いただけますので、お気軽にご相談ください。